メンタルや体調に異変を感じたら

うつ病等のメンタル不調による休職を体験した方にお聴きすると、最初はメンタル不調を体調不良として感じとっていることが多いようです。

夜眠れない、朝早く目が覚めてしまうなどの睡眠障害、食欲不振や体重の減少、疲労感や倦怠感、頭痛・腹痛・動悸等の身体反応など様々な体調不良を人それぞれ感じることがあるようです。
同時に、何となく胸の辺りがざわざわする、歯磨きや洗顔も面倒くさい、通勤途中で同僚と会いたくない、電車が止まればいいのになどと、いろいろな感覚や考えが頭に浮かんでくるそうです。

また、次のようなことも頭に浮かぶそうです。
気合で何とかなる、自分の頑張りが足りない、精神力が弱いからだ、周囲に迷惑をかけたくない、自分だけが我慢すればいい、メンタル不調なんて自分とは関係ない等々。

ここまでくると、自分がメンタル不調に陥っているのかもと本当は薄々と感じながらもこれを受け入れ難く、困惑した状態にあったと多くの休職体験者が語っています。

もしかしたら、この記事にたどり着いた方は、すでに同じような状態にあるのかもしれません。このような状態が2週間以上続いているようならば、できるだけ速やかに専門家にご相談することをおすすめします。

メンタル不調を対象とする精神科や心療内科の病院や医療クリニック、心理的サポートを提供する心理カウンセラーが主な専門家ですが、適当なところが思い付かなければ、かかりつけのお医者様でも結構ですので一度ご相談してみてください。
会社によっては、産業医、健康相談室、EAP(従業員援助プログラム)による電話相談などが利用できるケースもあります。

当オフィスでも何かお役に立てることがあると思いますので、よろしければ、お話をお聴かせください。

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