テレワークうつ

新型コロナウイルスの感染拡大、まん延長期化に伴い、テレワークを取り入れる会社が多くなっているそうです。

今回は、いわゆる「テレワークうつ」、すなわち「テレワークの普及に伴う会社員のうつ状態やメンタル不調」のリスクや予防のポイント等について考えてみたいと思います。

テレワークとは、情報通信技術を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のことで、リモートワークも同じ意味で使われるそうです。テレワークは、自宅で仕事をする「在宅勤務型」、移動中に仕事をする「モバイルワーク型」、勤務先以外の施設で仕事をする「サテライトオフィス型」の3つに分けられるそうです。

◇テレワークのリスク

テレワークは、通勤の必要がない、自宅で一人で勤務するなど、「時間を有効活用できる」、「好きな時間に仕事ができる」や「周囲に左右されずに業務に集中できる」等のメリットがあるものの、「勤務時間とプライベートの時間の区別がつけづらい」、「上司や同僚とのコミュニケーションが不足する」等のデメリットもあると言われています。

テレワークの導入による新しい業務や不慣れな操作、 勤務時間とプライベートの時間の区別がつけづらいこと、上司や同僚とのコミュニケーションが不足することなどがきっかけとなり、うつ状態やメンタル不調を感じやすくなることが懸念されます。

また、デメリットにもあげましたが、テレワークでは上司や同僚とのコミュニケーションの取りづらさもあって、面と向かって直接会っていれば、上司や同僚なら気づくことのできる個人の心身の異変等が見過ごされてしまうといった、これまでにはなかったようなリスクも生じるおそれがあると思われます。

◇テレワークうつのサイン

テレワークうつは、抑うつ感、不安感、睡眠障害、頭痛、肩こり、眼精疲労、腹痛、下痢、腰痛、疲労感、倦怠感、意欲の低下など、心身に様々な不調のサインが現れます。不調のサインを放置し、対処しなければ、そのまま本格的なうつ病を発症する危険性もはらんでいると考えられます。

◇テレワークうつの予防のポイント

①場所、時間など仕事とプライベートを明確に分ける、②からだを動かす、③雑談できる機会を取り入れる等が、テレワークうつの予防のために気をつけておくとよいポイントです。

◇それでもテレワークうつがつづくようなら

それでもテレワークうつがつづくようなら、湘南・房総メンタルトレーニング・カウンセリングオフィスに相談することもご検討ください。心理カウンセラーに早めに相談することで、うつ状態やメンタル不調を比較的軽い段階で改善できる可能性が高まると考えられます。

周りに相談する人がいない、他人には知られたくない、こんな場合は当オフィスをお気軽にご利用ください。

当オフィスでは「オンラインカウンセリング」もうけたまわっておりますが、お近くにお住いの方、訪問可能な方ならば、当オフィスのある茅ヶ崎市のサザンビーチ周辺のカフェ等でカウンセリングを受けてみるのもよろしいのではないでしょうか。江ノ島や烏帽子岩のみえる茅ヶ崎海岸沿いの景色は、ちょっとした息抜きにもなる、絵になる風景だと感じております。

以上

最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございます。何かお役に立てることがあると思います。一緒にがんばりましょう。

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