ストレスをバランスよく乗りこなす

誰でも環境が変わるようなことがあれば、緊張したり不安になったりするのは普通だと思います。ショックなできごとがあれば、驚いたりもするし、悲しんだりもするでしょう。

ただ、どのように解決しようかと考え始め、対応策が明確になってくれば、最初は動揺していても徐々に気持ちが落ち着いてくるのではないでしょうか。

例えば、適応障害(病院等の医療機関が診断します)は、できごとへのメンタル的な対応がうまくいかなくなったときに起こるようです。時間が経っても動揺が依然としてあり、気持ちが落ち着かず、不安や抑うつの状態が続きます。

重大なできごとに動揺したり気持ちが落ち着かないことは普通のことで、誰でもストレスがあると一時的に混乱すると思います。不安や抑うつの状態が続く方は、周囲に比較してストレスへの反応が大きく、ストレスと折り合いをつけることが苦手なのかもしれません。

ストレスに強いか弱いかは、ストレスがあった時に、どのように反応するのか、その反応の仕方に関係があります。

ストレスがあった時に、ストレスに強い傾向のある人に多い答えや考え方は、「これも経験だと思う」、「計画的に問題を解決しようとする」、「相談する」等で、 ストレスに弱い傾向のある人に多い答えや考え方は、 「自分には関係ないと考えないようにする」、「酒を飲んだり、他人に八つ当たりをして忘れようとする」等です。

はじめのうちは我慢したり、家族にグチをこぼしたり、友人に相談したりと、人それぞれかもしれませんし、こうした段階でストレスによる不調が無くなることも珍しくありません。

ただ、不安や抑うつの状態が一定期間続くようならば、カウンセリングや医師を受診することを考えることも必要になってくると思われます。

歯を磨くのもおっくうである、大好きな趣味も楽しくない、今までできていた仕事が手につかない、仕事をするのがつらいなど、生活や仕事に支障をきたすようならば、治療が必要だと考えてもよろしいかと思います。早期発見、早期治療の意味からも病院等の医療機関を受診することをSBMTCOではおすすめしています。

SBMTCOのようなカウンセリングルーム等では、病気の診断や薬の処方はできませんが、カウンセリング等の精神療法をうけたり、ストレス対処法を学んだりすることができます。まずは、自分でストレスの解消法や現状の改善策をみつけたい、医療機関に頼るほどの感じではないが、誰かに話を聴いてほしい、心理カウンセラーに相談したいとお考えになったときなどにご利用頂くのがよろしいかと思います。

SBMTCOのカウンセリングでは、クライエントのお話を丁寧にお聴きすることからスタートします。不安、つらさ、しんどさ等のクライエントの気持ちや感情をしっかりと受け容れたいとSBMTCOは思っています。

そのうえで、どんな気持ちや感情か、いつ頃からか、何か身体の異変を伴うか、何か思い当たるきっかけがあるか、どんなときに起こるのか、仕事の内容、家族との関係、ライフイベントなどについて丁寧にお話をお聴かせ頂き、まずは不安等の原因となったストレスをつきとめるように努めています。

SBMTCOでは、不安等の原因となったストレスがわかったら、これらを改善や解決するための方法や対策をクライエントと一緒になって探求することをサポートします。

何かのできごとがあっても、それをストレスと感じるかどうかは本人次第というところです。できごと・ものごとの受け取り方を変化させることで、原因となったストレスがストレスでなくなるようにもなると考えられます。自分ではコントロールできない原因のストレスなら、自分の受け取り方を変えることで気持ちを楽にするよう自分を仕向けるための練習等を行って頂くこともあります。

ストレスに対応していくことは簡単なことではないかもしれませんが、徐々に回復をめざしていきましょう。自分で何とかしていくという意識が大切だと思います。プラス、SBMTCOが全力で心理的サポートをさせて頂きますので、一緒にがんばってみませんか。

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